~☆あさぶろ☆~

「修道院でビール造ってるってホント？」
とのお問い合わせがありましたので　今日はそのお話です。

まず　お問い合わせの答えは　「ホントです!!」

ラベルに　“TRAPPISTES”って書いてありますよ！
“トラピスト・ビール”は　ビア・スタイルではありません。
トラピスト会の修道院で造られているビールのことですので　修道院ごとに　いろいろな味わいがあります。

トラピスト会修道士の協会があって　その規則に定められた
ビールに“TRAPPISTES”のラベルと名称が認められます。
今は　ベルギーに６ヶ所　オランダに１ヶ所のトラピスト会の修道院が醸造しています。

その他・・・
むかし　他の宗派の修道院でもビールを造っていて　そのレシピを元に外部のブルワリー（醸造所）が造る“アビィ・ビール”があります。　
修道院とライセンス契約をしているブルワリーや　修道院と契約はしていないけれど　寺院や聖地　無くなってしまった教会　聖人などの　名前が付いているものもあります。
“アベィ・ビール”も　ビア・スタイルでは無くて　こういう風↑に造られ・販売されているビールのことです。　
ラベルには　“ABBAYE”か“ABDIJ”とあります。
こちらも　個性豊かな味わいが沢山あります。

☆本日の１杯☆
〝ロシュホール１０〟　サン・レミ修道院
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ベルギー・ナミュール）
Alc１１.３％　きめ細かい泡。　スパイシーでドライフルーツのようなフレーバー。

他・・・
〝ロシュホール８〟
Alc９.２％　濃いブラウン色。　芳醇なフルーティフレーバー。
〝ロシュホール６〟
Alc７.５％  赤っぽいブラウン色。　甘くフルーティー。紅茶のようなフレーバー。